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市販の白髪染め商品を探している方の中には、「泡タイプが簡単そう!」と検討している方もいるのではないでしょうか。
白髪染めには大きく分けて「泡タイプ」「クリームタイプ」「液状(液体)タイプ」の3種類があり、「泡タイプ」はその中でももっとも簡単に染められると人気です。
手を使ってそのまま濡れる、液だれしない、ブロック分けしなくても簡単に塗れるなど、誰にでも簡単に扱えるという点で、泡タイプは3タイプの中でもおすすめの商品と言えます。
この記事では泡タイプ、クリームタイプ、液状タイプについて、それぞれのメリット・デメリットと泡タイプの人気商品3選を厳選してご紹介します。
泡タイプは簡単に使えて初心者におすすめ
3つのタイプの白髪染めの中で、もっとも簡単に扱えて初心者におすすめなのは「泡タイプ」の白髪染めです。
あらためて泡タイプの特徴を詳しく説明していきます。
髪全体に乗せるだけで簡単に染まる
泡タイプの白髪染めは、とにかく簡単に染められるのが特徴です。
混合液を作ってポンプをプッシュすると、きめ細かい泡の状態で出てきます。
あとは手袋に取った泡を根元から全体にどんどん乗せていくだけです。
クリームタイプはコームやハケを使いますが、泡タイプは手のひら全体を使って白髪染めできるので、耳の後ろや後頭部にも乗せやすく染め残しの心配もありません。
液だれしない
泡タイプの白髪染めはもっちりとした濃密な泡なので、液状(液体)タイプのように液だれしません。
耳の後ろや後頭部などに乗せてもすぐに液がたれてきてしまうことがなく、扱いやすいので不器用な方でも安心して使えます。
全体に塗った後に指を使ってもみこみ少し時間を置けば、しっかり白髪を染めることができます。
ブロック分けの必要がない
自宅でのセルフカラーといえば、ムラにならないよう染める前に6~7ブロックに分けて、染まりにくい部分から順番に塗っていかなければならないイメージがありますよね。
しかし、泡タイプならその必要はありません。
泡を乗せたあと手でくしゅくしゅ揉みこむだけで、シャンプーをする時と同じようなイメージで白髪染めが完了します。
染めた後は入念なケアがおすすめ
初心者でも不器用な方でも簡単に染められる泡タイプの白髪染め。
メリットばかりなのですが、一点注意してほしいポイントがあります。
それは、メリット・デメリットでも説明した通り、他のタイプと比べると 髪の毛へのダメージが強めであるという点です。
なぜならば「泡」という性質上、薬剤にトリートメント成分を含めることが難しいのです。
泡をもみこんだ後の放置時間を長く取りすぎるとダメージが大きくなりますので、注意しましょう。
また、泡を流した後、トリートメントや美容液などでしっかり髪のケアを行うことをおすすめします。
泡タイプ商品の人気ランキングTOP3
初心者でも簡単に使える泡タイプの白髪染めの中から、おすすめの商品を3つ厳選して紹介します。
1位:サロンドプロ 泡のヘアカラー・エクストラリッチ(白髪用)
女性用の白髪染めブランドとして有名な「サロンドプロ」シリーズの中で、この「泡のヘアカラー・エクストラリッチ(白髪用)」は泡タイプのヘアカラー剤です。
1位に選んだ決め手は、混合液を混ぜる作業が不要であること。
開封したら振るだけですぐに使えるので便利です。
さらに、残った液は次回また使うことができます。
カラーバリエーションは全15色あり、白髪をしっかり隠したい方は暗めの色番がおすすめです。
<おすすめポイント>
・混合液を混ぜる作業が不要で、開けてすぐ使える
・残った液をまた次回使える
・うるおい成分や毛髪保護成分が含まれている
2位:ビゲン ポンプフォームカラー
2位に紹介したいのは、ホーユー株式会社の「ビゲン ポンプフォームカラー」です。
専用ポンプとつめかえ(中身)が別売りなので、2回目以降はつめかえを買うだけで経済的です。
専用ポンプに1剤と2剤を入れて振り、泡を髪に塗ってなじませるだけで、簡単に白髪染めをすることができます。
カラーバリエーションは全10色です。
<おすすめポイント>
・専用ポンプは繰り返し使える
・2回目以降は「つめかえ」を買うだけで経済的
3位:ブローネ 泡カラー
花王株式会社の「ブローネ 泡カラー」は、白髪が気になり始めた方向けに作られた泡タイプのヘアカラー剤です。
使用する直前に1液を2液に加えて混合液を作る必要がありますが、髪に泡をつけて、もみこんで、待って、流すだけの4ステップで簡単に白髪染めできます。
ブロッキング不要で、後ろも内側もムラなくきれいに染まります。
カラーが24種類あり、好きな色が選べるのが嬉しいポイントです。
<おすすめポイント>
・24種類のカラーバリエーションがある
市販の白髪染めには3つのタイプがある
市販の白髪染めには、大きく分けて「泡タイプ」「クリームタイプ」「液状(液体)タイプ」の3種類があります。
泡タイプ | クリームタイプ | 液状(液体)タイプ | |
---|---|---|---|
形状 | きめ細かい泡の状態 | 乳液のようにねっとり | 伸びが良いジェル状 |
代表的な商品 | ブローネ 泡カラー |
サロンドプロ ザ・クリームヘアカラー(白髪用) |
ウエラトーン 2+1 液状タイプ |
メリット | ・髪全体に乗せるだけで簡単に染まる ・液だれしない ・ブロック分けの必要がない |
・液状タイプよりは液だれしない ・根元を染めやすい |
・伸びが良く、ムラなく染まりやすい ・手早く染められる |
デメリット | ・髪の毛へのダメージが大きい | ・ムラにならないようブロック分けする必要がある ・薬の伸びが悪いため毛先まで塗りにくい ・後頭部が染めづらい |
・液だれしやすい ・不器用な人だと扱いづらいことも ・部分染めはしづらい |
泡タイプ
白髪染めの泡タイプは、容器から出した時に泡状になって出てくるタイプです。
手袋をした手にそのまま出して髪に泡をのせていくだけなので、初心者でもムラなく簡単に染められると人気です。
泡状だとトリートメント成分を含めることが難しいため、髪の毛へのダメージが強めというデメリットはありますが、それを差し引いても初心者にとって使いやすいメリットがたくさんあります。
・髪全体に乗せるだけで簡単に染まる
・液だれしない
・ブロック分けの必要がない
泡タイプについては、次章でさらに詳しくメリットとデメリットを解説していきます。
クリームタイプ
クリームタイプは、乳液のような状態の白髪染めです。
液状(液体)タイプよりねっとりしているので、液だれしにくく塗りやすいのが特徴です。
商品に添えられているブラシを使って全体に広げていきます。
メリットとしては、根元までキレイに染まることが挙げられます。
デメリットとして、薬の伸びが悪いため毛先まで塗りにくいこと、見えにくい後頭部の髪の毛を染めづらいことがあります。
液状(液体)タイプ
液状(液体)タイプは、伸びが良いジェル状の白髪染めです。
ノズルから液を根元や髪の毛に出して、手袋をした手で伸ばしながら使います。
髪全体をスピーディーにムラなく染めたい方におすすめです。
デメリットとしては、液だれがしやすいことが挙げられます。
一昔前より粘度が高くなったとはいえ、泡タイプやクリームタイプと比べると液だれしやすく、不器用な方には扱いづらい場合があります。
まとめ
白髪染めの3タイプの中で、もっとも簡単に扱える「泡タイプ」について詳しく解説しました。
ブロック分けが必要なクリームタイプや液状(液体)タイプに比べると、誰でも簡単に使える商品なので、白髪染め初心者の方は泡タイプからチャレンジすると良いでしょう。
ただし白髪染めはどうしても髪にダメージを与えてしまうものです。
洗い流した後はしっかりトリートメントや美容液で髪をいたわるようにしましょう。