短く切ると白髪が立つ原因とは?立たせないための対策が知りたい!

短く切ると白髪が立つ原因とは?立たせないための対策が知りたい!

白髪の本数が少なければ切ってしまうという人も少なくないと思います。

でも、ハサミなどを使い白髪を根元から短く切った後、髪が伸びてくると白髪がピンと立つのが気になってしまう…。

目立たないように…と切った白髪なのに、立つことで余計に目立ってしまうとショックですよね。

しかも黒髪よりも白髪は立ちやすく、色も白いのでひときわ目を引いてしまうことも。

そこで今回は、白髪が立つ原因とその対策をチェックしていきましょう


目次

白髪を切るとピンと立つ原因って?

白髪を切るとピンと立つ原因って?

そもそも、なぜ白髪は黒髪に比べて立ちやすいのでしょうか? 原因を探ってみましょう。

白髪にはメラニンがない分、空洞ができて立ちやすくなる

メラノサイトの働き1
メラノサイトの働き2
メラノサイトの働き3

もともと人の髪の毛には色がついていません。

生えてくる過程で「メラノサイト」と呼ばれる色素を付ける細胞が髪の毛にメラニン色素を合成することで、色が付きます。

メラノサイトが働かなくなった毛根から生えてくる、メラニン色素の付いていない髪が白髪です。

白髪になってしまった髪の内側は、本来メラニンがあるべき場所(メラニンホール)が空洞になっています

空洞ができると、どうなるのでしょうか?

髪の中に空洞ができることによって、空気が入りやすくなってしまいます。

空気が入りやすくなった髪はメラニン色素が付いている茶〜黒髪に比べてハリが出るため、立ちやすくなってしまうのです。

白髪の原因、メカニズムについては以下記事も参考にしてみてください。

白髪の原因は?カギを握るのは「メラニン」毛髪診断士が解説!

白髪は黒髪に比べて水分が少ない!

白髪は黒髪に比べて水分が少ない

そして髪に含まれているメラニン色素は、水分となじみやすい性質を持っています

例えば、メラニンを含んでいる黒髪に保湿剤やトリートメントを使うと水分を吸収し、しっとりとした美しい髪に導いてくれます。

しかし先述の通り、白髪にはメラニンが含まれていません。

となると、白髪には水分を吸収してくれる能力がないので、乾燥した硬い髪となってしまうのです。そのことも、白髪が立ちやすい原因の1つと考えられます。

抜くのはNGなの?

抜くのはNGなの?

切ると白髪が立つのなら、白髪を抜いてしまおうと考える方もいらっしゃるかと思います。

しかし、毛抜きなどを使って髪を無理に抜いてしまうと、毛根の周辺にある皮膚や毛細血管を傷つけることになり、頭皮にダメージを与えてしまうのです。

さらに、髪はひとつの毛穴から2〜3本生えていることも。白髪を抜くと、同じ毛穴から生えている黒髪に影響することもあるそうです。

無理矢理抜くことで、毛穴から髪が生えてこなくなるリスクもあるので、無理に抜くことは控えた方が良さそうです。

▼関連記事

【白髪】は抜く・切るどっちが正解?!毛髪のプロが教える「白髪が増える原因と対策」

 

できるだけ白髪をキレイに切る方法

白髪を抜くのはNGとなると、やはり生えてしまった白髪は切るのがベターという判断になるかと思います。では、白髪を切る場合のポイントはあるのでしょうか?

「切ったら中途半端な長さになり、かえって白髪が目立ってしまった」「うっかり周りの黒髪まで切ってしまった」など、上手く切れない方もいらっしゃると思います。

次にできるだけ白髪を目立たせないよう、キレイに切る方法をチェックしてみましょう。

できるだけ根元から切る

①まずは切りたい白髪をしっかりと持ちましょう
➁ハサミを広げ、毛先から根元付近までハサミを滑らせていきます
③ハサミが根元付近に到達したら、ハサミの刃元を使い白髪を切ります

切りたい白髪をしっかりと持ち、ハサミを根元に近付けて切ることで、ピンポイントで切りたい白髪を切ることができます。

ポイントは、白髪を切る時は「刃元」を使い切ること!

刃先を使って切ると白髪ではない黒髪まで切れてしまう可能性もあるので、しっかり刃元を使い白髪を切りましょう。

ハサミで切りにくい場合は、白髪カット用の道具を利用してみて

しかし、家庭用のハサミは大きく、白髪を切るには使いにくいと感じる方も多いと思います。

そんな時に便利なのが、白髪カット用の専用アイテム。ネットショッピングで「枝毛 白髪切り」などと検索すると出てきますよ。

例えば、「グリーンベル 枝毛・白髪切りは、毛抜きのような形状で、気になる白髪を挟み切ることのできるアイテムです。

1本ずつ確実に切れるので、ハサミを使って白髪を切るのが難しいと感じていらっしゃる方でも、簡単に白髪をカットできます。

グリーンベル 枝毛・白髪切り MI-246

グリーンベル 枝毛・白髪切り MI-246

  • メディア: ヘルスケア&ケア用品
 

切らずに対処する方法も

切らずに対処する方法も

白髪を上手くカットする方法をご紹介しましたが、「伸びてきた白髪が立つのが気になる」「本数も多く、なかなかすべての白髪を切るのは難しい」という方は、別の方法で白髪をカバーしてみてはいかがでしょうか?

白髪を切らずに白髪ファンデーションを使う

白髪ファンデーションを使う

白髪ファンデーションとはその名の通り、ファンデーションのような使い方で、白髪をカバーしてくれるものです。

使い方はとても簡単で、スポンジやブラシを使い白髪ファンデーションを取ったら、気になる部分にささっと塗るだけ。

広範囲に塗ることが可能なので、白髪が多い方にも使いやすいのが特徴。

塗り方のコツは、まず乾いた髪に使うこと。次に白髪ファンデーションを少量ずつスポンジやブラシに付けて、髪を抑えるように塗っていきます。

最後にティッシュオフをすれば、ベタつきの少ない仕上がりになりますよ。

使い方も簡単ながら、多数のアイテムが販売されており、髪に優しい成分を使用しているものも多くあります。

スポンジを使って塗るタイプ、ブラシを使って塗るタイプもあり、自分の髪に合わせて選べるのも白髪ファンデーションの魅力の1つ。 

白髪染めでブラウンカラーに染めていらっしゃる方でも使いやすいように、カラーバリエーションが豊富なものもあります。

例えば、下記のような白髪ファンデーションが販売されています。

THROW(スロウ)ヘアカラーコンシーラー

THROW

参照:THROW公式サイト(http://throw-web.com/concealer)

ライトブラウン レギュラー・ブラウン レギュラーのカラーバリエーションがあるヘアファンデーション。

粘着性のあるテクスチャーとなっており、専用のパフを使い白髪に塗ると、白髪をさっと隠せます。

人気ヘアサロン「air」と「Belle」の協力で開発されたヘアカラーブランド「THROW」から販売されている、信頼できるブランドのアイテムです。

白髪を切らずにヘアカラートリートメントを使う

白髪を切らずにヘアトリートメントを使う

髪をケアしながら白髪を染められる、ヘアカラートリートメント。白髪が染まるまでに回数を重ねる必要がありますが、一般的な白髪染めを行うよりも簡単に、かつ髪や肌をいたわりながら白髪を染められます。

使い方も比較的簡単で、シャンプー前に髪に付けて使うタイプや、通常のトリートメントと同じようにシャンプー後に付けて使うタイプが一般的です。

例えば下記のアイテムのようなヘアカラートリートメントで、白髪を手軽に染めてみるのはいかがでしょうか。

SALON de PRO(サロン ド プロ)ヘアカラートリートメント

サロンドプロヘアカラートリートメント

参照:サロンドプロカラートリートメント公式サイト(http://salondepro.jp/item_info/woman_color_treatment.html)

 

髪に「うるおい」「ツヤ」「はり・コシ」を与えながら、白髪を染めてくれるカラートリートメント

毎日のトリートメント代わりにもなり、放置時間も5分でOKなので、気軽に使えるアイテムです。

放置した後は、色が出なくなるまでしっかりすすぎ、髪の根元を起こすように乾かせば完成。乾いた状態の髪にも使える設計となっています。

しっかり染めたい場合は、10分程度放置してみましょう。

まずは5回連続で使い、その後は一週間に1、2回使用するだけで髪色をキープできるのもうれしいポイントです。

出来るだけ白髪が生えないようにする対策方法も

切っても、染めても伸びてくる白髪。

できるだけ生えてこないようにする、予防ができると嬉しいですよね。 白髪は食生活が影響しているともいわれています。

食生活に気を配るのに難しい方に今人気なのが白髪ケアサプリ。

良いと言われる栄養がギュッと濃縮されており無理なくケアができます。

白髪ケアサプリってどんなものがあるの?口コミは?など気になる方は以下の記事をご覧ください。

楽天で口コミが一番多い「白髪サプリ」はコレ!レビューが多くて売れている商品をランキング形式で紹介!

 

白髪を切った後、伸びた白髪がピンと立つことには原因があるとお分かりいただけたかと思います。

切る場合は、しっかり切り方を守って白髪を処理しましょう。

また、他の方法でも目立ってしまう白髪をカバーすることは可能ですので、ぜひ試してみて下さいね。

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