「もみあげを白髪染めで染めたい!」という方の中には、白髪染めを使ってもなぜかもみあげ部分だけ上手く染まらないという悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、そもそもなぜもみあげの白髪が目立つのか、もみあげを上手く白髪染めする方法の他、もみあげをキレイに染められる白髪染め5選をお伝えします。
目次
- もみあげの白髪が目立つ3つの原因
- もみあげをキレイに白髪染めする方法
- もみあげを染めてもすぐ目立つ場合の対処法
- もみあげの白髪が目立ちにくいヘアスタイル
- もみあげが上手く染まる白髪染め商品5選
- まとめ
もみあげの白髪が目立つ3つの原因
白髪が気になり始めたという方の中には「もみあげだけ目立つのが嫌だ…」と感じている方も多いのではないでしょうか。
なぜもみあげの白髪は目立ってしまうのか、その原因を解説します。
顔周りはどうしても目立ちやすい
もみあげの白髪が目立つ理由のひとつは、顔周りにはどうしても目が行ってしまうため、必然的に目立ちやすくなることが挙げられます。
自分で鏡を覗き込んだ時や人と話す時、顔の近くに白い毛があるとどうしても目が行ってしまいますよね。
髪が長い女性ならば横の髪で隠すことができますが、男性は短髪の方が多いためもみあげの白髪がそのまま目立ってしまうことが多いのです。
あまりに集中する場合は他の原因も考えられる
明らかに「もみあげだけ」に白髪が集中しているなど、特定の場所にだけ白髪が生えてくる場合は、以下のような特定の要因が隠れている可能性も考えられます。
・摩擦や刺激によるダメージを受けている
・同じ場所で髪を結んでいるため頭皮の血行が悪くなっている(女性の場合)
・白髪は同じ毛穴から生えやすい
・紫外線による影響で頭皮がダメージを受けている
さらに詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひお読みください。
▶白髪が同じ場所から生えてくる原因は?つむじ、こめかみに多い人は○○が理由だった!
もみあげは白髪染めがしにくい場所だから
もみあげの部分は、他の普通の髪と比べて白髪染めしても染まりにくいことがあります。
特に、美容室ではなく自分でセルフカラーする場合に染まりが悪いことが多いようです。
短い毛が多かったり、長さがあっても染料がのりにくかったりするので、しっかりと染料を密着させないと染まりにくく、他の部分が染まってももみあげだけ白髪が残ってしまうことがあるのです。
もみあげをキレイに白髪染めする方法
前述した通り、もみあげは白髪染めがキレイに乗りにくい場所です。 それではどうしたらキレイに白髪染めできるのか、いくつか方法を紹介していきます。
整髪料などは落としてから染める
白髪染めをする前には、髪の毛に付けている整髪料・ワックス・スタイリング剤などのヘアケア製品はしっかり落としてからするようにしましょう。
同様に髪の汚れなども取ることをおすすめします。
もし髪をバリバリ固めるような整髪料を付けているならば、シャンプーをしてから一度しっかりドライヤーで髪を乾かし、白髪染めを行いましょう。
もみあげ部分だけ最初と最後に重ね塗りする
染まりにくいもみあげ部分は、あえて重ね塗りをして染料をたっぷり浸透させるようにしましょう。
白髪染めの順番として、最初に白髪が目立つもみあげ部分にたっぷりと染料を塗り、他の部分にもまんべんなくなじませてから、最後にまたもみあげ部分に重ね塗りしてみてください。
1本1本にたっぷりと浸透させる
先ほどの項目とも少しかぶりますが、白髪染めの液剤をたっぷりめに使うのがおすすめです。
一本一本の毛の流れに沿って、液剤が浸透するイメージで密着するように塗り、液剤と毛と地肌の間に空気が入らないようにするのがコツです。
染料が浮かないようにラップする
美容室でカラーした後にラップを巻くのと同じように、ラップする方法も効果的です。
食品用ラップで構わないので、染料をたっぷり含ませた髪を包み込むようにラップを巻き付けて放置します。
また、コットンやティッシュペーパーを密着させたあとにラップで包み、ドライヤーの温風を当てるのも効果的です。
目安より長めに放置する
それでも染まりにくい髪質の場合は、白髪染めの放置時間を多めに取るのもおすすめです。
白髪染め商品には公式がおすすめしている目安時間があります。
その時間よりも多めに放置時間を取ります。
例えば「染料を塗ってから20分置きましょう」とあった場合、プラス5分で様子を見ます。
始めからあまり長く置きすぎるのはおすすめしませんので、髪の染まり具合を確かめながら少しずつ放置時間を追加していくと良いでしょう。
白髪を抜くのはNG!
「もみあげの白髪が染まりにくいから抜いてしまおう!」と考えてしまう方もいるかもしれませんが、白髪を抜くのはデメリットしかないためおすすめできません。
白髪を抜いてしまうと、頭皮や毛根にダメージを与えてしまうばかりか、髪自体が薄くなってしまうことにもつながりかねません。
詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
▶白髪を抜くデメリットと【タイプ別】抜かずに白髪ケアする方法
もみあげを染めてもすぐ目立つ場合の対処法
前述した方法でもみあげを染めてもやっぱり上手く染まらない場合やすぐに目立ち始めてしまう場合は、部分用白髪隠しを活用するのがおすすめです。
なぜならば、その都度染めてしまうと頭皮と髪へのダメージが大きいからです。
部分用白髪隠しとは、一時的に白髪を隠すタイプの商品で、シャンプーで洗い流すことができます。
白髪染めのように染める効果はありませんが、中には使い続けることで徐々に色が入るタイプもあります。
定期的に全体を白髪染めしたあと、すぐに目立ち始める箇所だけ白髪隠しを併用する方法が良いでしょう。
▶【2020年最新版】白髪隠しマスカラの失敗しない選び方、人気商品ランキング
もみあげの白髪が目立ちにくいヘアスタイル
髪型を工夫することでできるだけ白髪を目立ちにくくすることもできます。
男性の場合は、もみあげをできるだけ短くカットする髪型がおすすめです。
例えば、ツーブロック、ソフトモヒカン、クラシカルヘアなどです。
また、あえてサイドの髪を長めにしてもみあげ部分を隠す髪型も良いでしょう。
女性の場合は、サイドの髪を伸ばして生え際を見せない髪型が向いています。
ロングヘアで髪をまとめるとどうしてももみあげが見えてしまうので、髪を結ばないボブなどがおすすめですよ。
もみあげが上手く染まる白髪染め商品5選
もみあげを上手く染めるには、染料がしっかりと髪に密着するような白髪染めを選ぶのがおすすめです。
そこでここからは、もみあげが上手く染まる白髪染めベスト5を紹介します。
ルシード ワンプッシュケアカラー
ワンプッシュで出てくるクリームをブラシに取って染めていくタイプの白髪染めです。
クリームが細かい部分にまで密着するため、もみあげや根元などがムラなくキレイに染まると人気です。
価格 |
オープン価格(700円~800円程度) |
---|---|
内容量 |
1剤(40g)+2剤(40g) |
成分 |
▼ナチュラルブラックの成分 |
レビュー |
★★★★★
・もみあげ部分の白髪に使っていますが、かなり黒く染まるので満足しています。 ・クリームの伸びが良いので髪全体がムラなく塗りやすいのが良いです。 |
サロンドプロ 無香料ヘアカラー メンズスピーディ(白髪用)
こちらもクリームタイプの白髪染めで、ブラシで髪全体に伸ばしていくタイプです。
専用ブラシの他、細部用が付いており、もみあげにも塗りやすいのが特徴です。
レビューでも「もみあげも塗りやすい」と好評です。
価格 |
オープン価格(600円~800円程度) |
---|---|
内容量 |
1剤40g+2剤40g |
成分 |
▼自然な黒色(7)の成分 |
レビュー |
★★★★★
・全体的にとても良く染まりますし、もみあげも専用のブラシが良い感じで良く染まります。 ・もみあげや耳周りの白髪染めに使っています。 液を数回使えますし、部分染めにピッタリだと思います。 |
メンズビゲン ムースカラー
泡タイプの「メンズビゲン ムースカラー」は、初心者でも簡単に使える扱いやすさが人気です。
染まりにくいもみあげにも乗せるだけで染料を浸透させることができ、液だれしにくいのが特徴です。
価格 |
オープン価格(参考価格:800円~1,000円程度) |
---|---|
内容量 |
1剤40g+2剤40g |
成分 |
▼ナチュラルブラウンの成分 |
レビュー |
★★★★★
・もみあげの白髪染めに使いました。 この商品なら余ったものを次回に使えるので気になる部分だけ何回も染められて便利です。 ・真っ黒になるくらいもみあげが良く染まりました! |
利尻白髪かくし
白髪染めのようにすぐに染まるタイプではありませんが、使いたい時にサッと隠せて、使い続けると少しずつ染まるタイプです。
もみあげがどうしても白髪染めで染まらないという方におすすめです。
価格 |
3,122円(税込) |
---|---|
内容量 |
20g |
成分 |
水(特殊水)、変性アルコール、ポリクオタニウム-55 、スクレロチウムガム、リシリコンブエキス、アルギン酸Na、ヒアルロン酸Na、ローヤルゼリーエキス、PCAイソステアリン酸PEG-60水添ヒマシ油、トコフェロール、ラベンダー油、乳酸Na、センブリエキス、オタネニンジン根エキス、ボタンエキス、アルテア根エキス、フユボダイジュ花エキス、アルニカ花エキス 、ゲンチアナ根エキス、カミツレ花エキス、オドリコソウ花エキス、オランダガラシ葉エキス、ゴボウ根エキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、ニンニク根エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリー葉エキス、ローマカミツレ花エキス、カワラヨモギ花エキス、オクラ果実エキス、デキストリン、ユズ果実エキス、オオウメガサソウ葉エキス、カキタンニン、システイン/オリゴメリックプロアントシアニジン、PVP、ヒドロキシエチルセルロース、キトサン、セテアリルグルコシド、ポリ-γ-グルタミン酸Na、BG、エタノール、フェノキシエタノール、クチナシ黄、加水分解クチナシエキス、ムラサキ根エキス、水溶性アナトー、4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、HC青2、HC黄4、塩基性青99、塩基性赤76、塩基性茶16、塩基性黄57 |
レビュー |
★★★★★
・外出時にサッと使えて、髪の生え際だけ隠せるのでとても助かっています。 きちんと染まります。 ・美容室で白髪染めをするまでの間に、もみあげだけ白髪が生えてくるのを隠しています。 |
レフィーネ リタッチカバー
気になる生え際やもみあげ専用の白髪隠しです。
まだ全体には白髪が生えておらず、生え際やもみあげだけが気になるという方におすすめです。
毛先に染料を出して、気になる部分に塗って乾かすだけなので簡単に使えます。
価格 |
2,839円(税別) |
---|---|
内容量 |
50g |
成分 |
水,エタノール,水添ポリイソブテン,ポリアクリルアミド,ジメチコン,ビス(C13-15アルコキシ)PGアモジメチコン,ポリメチルシルセスキオキサン,グリコシルトレハロース,クチナシ黄,クチナシ青,ウコンエキス,ムラサキ根エキス,ログウッドエキス,オレンジ油,加水分解水添デンプン,デキストリン,フェノキシエタノール,BG,ラウレス-7,アスコルビン酸,エチドロン酸,AMP,HC青2,HC黄4,HC赤3,塩基性青99,塩基性茶16 |
レビュー |
★★★★★
他の白髪染めよりも仕上がりが自然なので気に入っています。 ムラなく染まり、サラサラになります。 ポーチに入れて持ち歩けるので便利です。 外出先で気になった時に使っています。 |
まとめ
この記事では、もみあげの白髪染めをしたい方に向けてさまざまな情報をお伝えしました。
もみあげは短い毛も多く、白髪染めで染まりやすい部分です。
できるだけしっかり染めるためには、染める時のコツを気を付けることはもちろんですが、もみあげなどの部分染めがしやすい白髪染めを選ぶことが大切です。
今回紹介した商品の中から、あなたのもみあげをしっかり染めることができる白髪染めが見つかることを願っています。